三菱地所、中国・上海で大規模複合開発に参画 25年に竣工

三菱地所は、米系大手ディベロッパー、中国国有不動産開発企業、大手運送サービス企業と共に、大規模複合開発プロジェクト「晶耀虹橋(ジンヤオホンチャオ)(Crystal Bridge)」に参画する。同プロジェクトは、中国上海市内における、三菱地所グループ初のオフィス開発プロジェクト。竣工は2025年を予定している。  

同プロジェクトは、5棟の複合物件による延べ床面積24万6350㎡、総事業費約1700億円の大規模複合開発事業。周辺に日本領事館や400社超の日系企業が集積しているほか、地下鉄2路線が利用可能で飲食店などの商業機能も充実している。  

同プロジェクトは、開放的なサンクンガーデンを整備し、地上、地下を一体的に往来できる公共空間を演出するほか、商業ゾーンには厳選した店舗を誘致することで来街者の回遊を促すエリア一体で街により一層のにぎわいを創出する計画。オフィス階については、2000㎡を超える大規模なフロアプレートでフレキシブルな業務環境を創出し、街区内の緑化を進め、建物の環境性能にも配慮することで「LEED」認証を取得する予定だ。

<出典:住宅新報>

2023年07月10日