京成立石駅南口西地区再開発が都市計画決定 約700戸の高層住宅を整備

立石駅南口西地区市街地再開発準備組合(髙野新?理事長)と、参加組合員予定者として参画している野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産は、「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区立石一丁目)について、7月12日付で、葛飾区より都市計画決定の告示を受けた。着工は2027年度、竣工は31年度を計画している。  

防災性の向上に加え、利便性の高い商業施設や立石らしさを継承した路地や溜まりの空間を設け、回遊性を向上させる空間構成とする。子育て世代から高齢者までの多様な世代が「住み続けられる」「住みたくなる」ような住環境を整備。高さ約125メートル、約700戸の高層住宅の建築を計画している。  

同事業の施行予定地区は、京成電鉄押上線「京成立石」駅の南側に位置し、東側を特別区道葛48号(駅通り)、南側を補助線街路第141号線(奥戸街道)、北側を特別区道区道397号等に囲まれた、約1.3ヘクタールの区域で、「京成立石」駅周辺では、駅の高架化にむけた工事が進んでいる。葛飾区総合庁舎の移転が決定している「立石駅北口地区」、同事業に隣接する「立石駅南口東地区」の再開発事業など、駅周辺を中心に大規模なまちづくりが検討されている。

<出典:住宅新報>

2023年07月22日