大栄産業製の共同住宅用浄化槽1.8万基が不適合 国交省

国土交通省は7月18日、大栄産業(愛知県美浜町)とダイキアクシス(松山市)が業務提携し06年4月~23年4月までに全国の共同住宅などに販売された排水処理用の「合併処理浄化槽」のうち1万8340基が国認定の仕様に適合していなかったと公表した。  

大栄産業、ダイキアクシスより一部製品で仕様に適合しない製品があるとの連絡を受け調査。認定された仕様に比べ、12~50人用の浄化槽1万4870基は容量が小さく、51~1500人用の浄化槽3470基は充填剤が少なかった。両社は安全面や水質面では問題なく、充填剤の補充などを図ることで継続使用することができるとしている。  

同省は両社に対し、仕様に適合しない浄化槽の迅速な是正と、再発防止を求めた。

<出典:住宅新報>

2023年07月22日