大和ハ、米・カリフォルニア商業施設第2弾を取得

大和ハウス工業は、米国カリフォルニア州ファウンテンバレーで既存の商業施設「ビレッジセンター」を6月30日付けで取得し、運営管理事業を開始した。なお、同事業は、テキサスの現地法人を通じ、カリフォルニア州を拠点に置く商業デベロッパーのパラゴンコマーシャルグループと共同で展開する。

同社の米国における商業施設の運営は、19年10月に取得したカリフォルニア州アーバインの「トレード」に続く第2弾。

今回取得した「ビレッジセンター」は、ロサンゼルス国際空港から南東約50キロに位置し、住宅が密集するファウンテンバレーに所在する敷地3万4879平方メートルに建つ延べ8581平方メートルの24区画からなる平屋建て。スーパーマーケットとドラッグストアを核にファストフードやタイ料理レストラン、日用品物販店などが入居し、稼働率97%のNSC(近隣商圏型ショッピングセンター)。同エリア初出店のドライブスルーコーヒーショップも開店する。

同社は日本で培ってきたノウハウや実績を生かし、テナントの入れ替えや新規テナント区画のリノベーションなどを行い、施設価値の向上を図ると共に、今後の海外における商業施設の事業展開につなげる方針だ。

<出典:住宅新報>

2023年08月14日