明和不動産管理の管理物件に順次スマートロックを提供 ビットキー

ビットキー(東京都中央区)は、同社で提供している様々なモノをつなぐコネクトプラットフォーム「homehub」とこれに連携したスマートロックが、明和不動産管理(熊本市中央区)の管理する新築物件で標準採用されることが決まった。すでに熊本市内と鹿児島市内の新築3物件で導入が決まり、今後は、既築の物件でも順次導入していく。  

明和不動産管理では、入居者に選ばれるための利便性の高い住環境サービスの提供を目的に、入居者の満足度の向上や物件オーナーの安定的な収益創出を図るため、入居者向け専用アプリを導入するなど、競合他社との差別化の取り組みを強化している。今回もその一環となる。  

これまで明和不動産管理は、物理的な鍵の管理の課題を解消するため、内見用ではキーボックスを設置し、専有部にはスマートロックを導入するなど、試行錯誤してきた。ただ、物理的な鍵の紛失リスクや共用部で物理的な鍵を設置する必要性などの課題を解消できなかった。一方で、ビットキーが提供しているスマートロックは、共用部と専有部のいずれにも対応してスマートフォンやICカードなどで簡便に解錠するなど、物件全体を「スマートアクセス化」できるため、内見時の業務効率化や入居者の利便性も向上するとして、今回の導入を決めた。

<出典:住宅新報>

2023年02月20日