建設業のSDGsは「人」に焦点 スパイダープラス調べ

建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス(東京都港区)は、全国の建設業従事者の男女700人を対象として2022年11月下旬に実施した『SDGs認知度』に関する調査レポートをまとめた。  

SDGsは、個人や企業などの意識や行動の変容を促す国際目標で、幅広い分野で持続可能な社会を開発・形成する取り組みを示す。 今回の同調査結果によると、勤務先でのSDGsに関して複数回答可で、「すべての人に健康と福祉を」(42・3%)や「ジェンダー(性差)平等を実現しよう」(40・9%)など〝人〟に関するテーマの認知度が高い。  

実際の取り組みでも、「社員と家族の健康と福祉」(25・7%)、「女性社員の働きやすい環境」(23・7%)、「働きがいの創出」(20・9%)などを挙げて「人」に焦点を当てている。産業や技術革新の観点などの仕事で目指す姿や成し遂げること以上に、より自分自身の問題として捉える「人的テーマ」の行動意識や認知度が高いことが分かった。

<出典:住宅新報>

2023年04月09日