帝国データ調べ、物価高で建設業の倒産が増加

帝国データバンクは4月10日、「物価高倒産」動向調査をまとめた。それによれば、2022年度の物価高倒産は前年度比3.4倍増の463件となり、初の400件超となった。23年単月の倒産件数は67件と前月から急増し、9カ月連続で最多を更新した。  

業種別に見ると、「製造業」(96件)がトップで、次いで「建設業」(94件)、「運輸・通信業」(83件)、「卸売業」(69件)、「小売業」(58件)と続いた。価格転嫁が難しい業種の倒産が目立った。不動産業は最も件数が少なかった。

<出典:住宅新報>

2023年04月17日