ヒューリックは、M&Aによりレンタルオフィス事業に参入する。同社は、ソーシャルワイヤー株式会社が新設分割により9月1日に設立し、国内レンタルオフィス事業のうち9拠点を承継させる予定のCROSSCOOP株式会社の株式を100%取得する株式譲渡契約と締結。今回の株式取得でオフィス商品のラインナップを拡大、グループ全体で顧客のニーズ・ステージに合わせた最適なオフィス環境をワンストップで提供することが可能となる。成長市場であるレンタルオフィス事業へ本格参入し、競争優位性を有する賃貸ポートフォリオの再構築を加速する。 ソーシャルワイヤー株式会社は2008年以降、「CROSSCOOP」ブランドで都内を中心に国内・海外で合計11拠点(23年5月現在)のレンタルオフィスを運営。 同社の既存顧客に対しては、小規模フレキシブルオフィスである「CROSSCOOP」を提供することでプロジェクト利用ニーズ等に応えることが可能。一方、CROSSCOOP の既存顧客に対しては、同社の「Bizflex」をはじめとした既存オフィスを提供することで、拡張移転ニーズに応えることができる。

<出典：住宅新報>