三井不、神戸のアウトレット建替え工事着手 地域連携を強化

三井不動産は、「三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画」(兵庫県神戸市垂水区)を着工した。1999年10月の開業以来した「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(開業当時の施設名:マリンピア神戸ポルトバザール)を一時閉館し、新たに事業地として拡張したラグーン(海水を引き込んだ池)周辺の敷地を含む施設の一体的な建替え工事を行なうもの。開業は2024年秋を予定している。  

今回の建替え計画で、従前約130店舗だった店舗数を約150店舗に拡大し、国内外のファッションブランドやセレクトショップ、キッズ、スポーツ&アウトドア、生活雑貨など、幅広い店舗・ブランドをより一層充実させる予定だ。また、アウトレット棟に隣接するラグーン周辺約2万1000平方メートルに及ぶ敷地を事業地として拡張。明石海峡大橋を望む海沿いの景観やラグーンの親水環境を最大限活用したアスレチックやドッグラン、フォトスポット等のアクティビティゾーンを設けることで、買い物のみならず景観を楽しみながら過ごせる施設へと刷新する。  

更に、地元企業による地場産品を使用した飲食機能の提供や地元事業者のつながりを生かしたイベント開催により、強力な地域連携を図る。

<出典:住宅新報>

2023年08月21日