8月首都圏、中古木造一戸建て平均価格は3890万円 東京カンテイ調べ

東京カンテイが9月7日に発表した「8月の中古一戸建て住宅平均価格」によると、首都圏は前月比0.2%プラスの3890万円と連続上昇した。平均土地面積は147.2平方メートル(前月比0.3%マイナス)、平均建物面積は105.8平方メートル(同0.8%マイナス)と共に縮小する中で平均価格は上昇した。

都県別では、東京都が同1.7%プラスの6086万円と2カ月連続上昇。神奈川県は同0.2%マイナスの4171万円で3カ月連続の下落。また、千葉県は同3.0%マイナスの2728万円と反転下落し、埼玉県は同1.3%マイナスの2857万円と3カ月連続の下落となった。

東京都の上昇が首都圏全体の平均値を押し上げたものの、神奈川県と埼玉県は3カ月連続の下落、千葉県も下落に転じており、首都圏の全域が強含んでいるわけではない。

調査対象は、木造・所有権物件で土地面積は100〜300平方メートル。

<出典:住宅新報>

2023年09月16日