不動産CFで大型ファンド複数計画、第1弾は2.1億円 シーラ

投資用マンション関連事業を手掛けるシーラ(東京都渋谷区、湯藤善行社長)は9月11日、不動産クラウドファンディング事業「利回りくん」の新規案件として、「新宿区中落合再開発プロジェクト」のファンド募集を開始した。募集金額は2億1326万円で、運用期間は3年間、予定利回りは5.12%。

同社は「年内に大型ファンドを連続でリリースしていく」としており、今回の案件をその第1弾と位置付ける。その背景として、顧客からの「『募集開始後即完売で購入できない』という声に応えた」(同社)と説明する。

同案件の対象物件は、東京都新宿区にある鉄筋コンクリート造・7階建ての建物。全14戸中、現在取得している8戸を運用する。3年間の運用期間中に全戸取得を目指し、運用終了後は状況に応じて、「ファンドの再組成による継続的な全戸取得」「マンションなど新築物件への建て替え」「第三者への売却」など複数の選択肢を想定する。

<出典:住宅新報>

2023年09月16日