安田不、東京・三田でスモールオフィスと住宅の複合再開発に着手

安田不動産は、東京都港区三田三丁目において、スモールオフィス及び住宅の複合賃貸物件「(仮称)港区三田三丁目計画」(東京都港区三田三丁目、鉄筋コンクリート造・12階建て)を9月1日から着工した。竣工は2025年2月末を予定。コロナ禍以降、職住近接のライフスタイルの需要が高まる時代背景に鑑み、住宅とスモールオフィスの複合物件として計画した。同計画地の三田駅・田町駅周辺は、住宅エリアとして人気の高い立地である一方、複数の再開発とベンチャー企業の集積が進み、オフィスエリアとしての期待が高まっている。  

都営三田線・都営浅草線「三田駅」徒歩5分、JR「田町駅」徒歩7分の立地。建物内の共用部には、入居者専用(オフィス入居者含む)のコワーキングスペース、ミーティングルーム(2室)の設置を計画。事務所以外での仕事場として利用可能なコワーキングスペースと、来客者との打ち合わせを入居者が専有部外で行えるミーティングルームを用意する。  

4階~12階の住宅(44戸)に関しては、単身~ファミリーまで幅広いニーズに対応するため、間取りは1DK、1LDK、1LDK+S、2LDK(専有面積約29~約64平方メートル)。また、棟内の事務所用途部分への法人登記も可能とする予定。会社経営する住宅入居者が外部にオフィスを借りる経費や移動時間のロスをなくすことが可能だ。  

スモールオフィスは、約20~約64平方メートルの7区画を用意し、一部区画は、机椅子等の什器付のセットアップオフィスとする。

<出典:住宅新報>

2023年10月02日