不動産テック企業のイタンジ(東京都港区)は、同社が提供する不動産関連ウェブ申込受付システム「申込受付くん」で、2023年10月1日に始まるインボイス(適格請求書等保存方式)に対応して新たに、「適格請求書発行機能」を追加し、提供を始めた。 不動産賃貸取引では、入居者の募集に関わる「広告費」などで消費税が発生し、インボイス制度の対象となる。 　

そこで新機能では、不動産賃貸仲介会社が同システムを活用することで必要な情報を入力して「適格請求書」を発行できるようにした。一方、不動産賃貸管理会社は同様に適格請求書を「代理発行」できるようにした。 　

仲介会社が適格請求書に必要な「登録番号」を入力すると、管理会社側が同システム上で確認もできる。更には、発行した適格請求書は、履歴として保管し、いつでも閲覧確認できる。

<出典：住宅新報>