車内でweb会議、「移動会議室」の実証実験 大日本印刷など5社

大日本印刷、日産自動車、ゼンリン、ソフトバンク、クワハラの5社は6月28日から、自動車での移動中にweb会議を行える「移動会議室」の実証実験を行う。5月25日に5社共同で公表した。期間は9月24日までの約3カ月間で、対象地域は東京23区および神奈川県の一部。  

同実証実験は、“移動時間を有意義に生かす”をコンセプトに、移動中にも効率的・効果的にオンライン打ち合わせなどを行えるよう検証するもの。日産のミニバン(エルグランド)の後部座席をweb会議に適した仕様に整え、ソフトバンクの提供する通信回線を搭載。前席と後部座席の間には遮音壁も設置する。  

会議終了前に目的地に到着した場合には、大日本印刷が開発したコミュニケーションツールで運転手に連絡し、ゼンリンの地図APIも活用して駐停車可能な場所に移動し、会議を続けられる。車両の運行サービスは、高級ハイヤー等の事業を展開するクワハラが担う。  

同実証実験の終了後には、実験を通じて得られたサービスの価値や需要などを検証し、5社で事業化を目指していく。

<出典:住宅新報>

2021年05月31日