受注高は6カ月連続で減少 9月の建設工事受注動態統計調査報告

国土交通省が、11月10日に公表した建設工事受注動態統計調査報告によると、9月の受注高は10兆8481億円となり、前年同月比5.4%減と、6カ月連続で減少した。このうち、元請受注高は7兆3411億円(同3.4%減)で、7カ月連続で減少した。下請受注高は3兆5070億円(同9.2%減)となり、5カ月連続の減少となった。 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は2兆2680億円(同7.1%減)で、5カ月ぶりの減少。民間などからの受注高は5兆731億円(同1.7%減)で、7カ月連続の減少となった。  

民間などからの受注工事(1件5億円以上)を工事種類別に見ると、多い順に「事務所」が6167億円、「住宅」が3343億円、「工場・発電所」が2406億円。発注者別・工事種類別で多いのは、不動産業の「事務所」が4702億円、同「住宅」が2885億円、製造業の「工場・発電所」が1859億円となっている。

<出典:住宅新報>

2023年11月20日