JLL 不動産投資額は世界で半減も東京は4割増加

JLLは11月13日、「インベストメントマーケットサマリー」を公表した。それによれば、2023年1~9月期の世界の不動産投資額は米ドル建てで前年同期比50%減少し、4320億円ドルとなった。アメリカ大陸での取引は同55%減となり、EMEA(欧州・アフリカ・中東)が同51%減、アジア太平洋が同24%減だった。  

同期中の日本の不動産投資額は、前年同期比40%増の2兆7483億円となった。世界の都市別投資額で見ると、東京が114億ドルで4位となり、22年通期の16位から大幅に上がった。1位はロサンゼルス、2位がニューヨーク、3位がパリとなっている。日本の不動産投資額を見ると、東京都心5区が31%となり、22年通年の40%から縮小した。千葉県、埼玉県、神奈川県の東京以外への投資額も22年通年の23%から19%に縮小した。

<出典:住宅新報>

2023年11月20日