不動産投資経験者が増加傾向に GAテクノロジーズ調べ

GA technologies(東京都港区)は、同社で運営するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」(リノシー)での2023年7月から9月度の成約顧客動向データを基に、「顧客動向レポート2023年7~9月」をまとめた。
同レポートによると、成約顧客のうち、投資経験者が増加傾向にある。また、成約顧客の年収分布は、600万円台と2000万円台で増加傾向にあるという。

同期間の成約顧客の投資経験を見ると、成約時点で69パーセントが「投資経験あり」と回答しており、前年同期と比べて5ポイント増加している。

成約顧客を年収別で見ると、最も割合の多い年収は、「600万円台」で12パーセント、次いで、「500万円」と「1000万円以上1200万円未満」が同率でそれぞれ11パーセント、更には、「1200万円以上1400万円未満」と「2000万円台」も同率でそれぞれ10パーセントとなっている。

また、2022年度に物件を追加購入した投資家は、前年比プラス5ポイントの31パーセントだった。追加購入の理由としては、「ローン信用枠を最大限活用するため」との回答があり、特に年収2000万円以上の成約顧客は、複数物件の投資用不動産の所有を検討している傾向があった。

<出典:住宅新報>

2023年12月10日