土地売却相談の不動産会社は知名度よりも地域に根差す信頼感 sumarch調べ

sumarch(名古屋市中村区)は、土地売却の経験者100人を対象として、2023年11月にウェブアンケート形式で実施した「土地売却に関しての調査」の結果をまとめた。  

同調査の結果によると、土地売却のきっかけは、複数回答可で回答の多い順に、「住み替え」(46パーセント)、「相続関連」(42パーセント)、「売り時だった」(32パーセント)。「ローン返済など金銭的都合」(17パーセント)と続く。  

その際の不動産会社を選ぶ方法は、同様に、「地域の知っていた不動産店舗」(55パーセント)、「インターネット検索」(53パーセント)、「一括査定サイト」(29パーセント)、「知人の紹介」(28パーセント)と続く。また、実際に選んだポイントは、同様に、「地域に根差した会社かどうか」(56パーセント)、「安心・信頼できるスタッフがいるか」(54パーセント)、「販売実績があるか」(50パーセント)、「知名度のある会社かどうか」(34パーセント)、「手数料が安いか」(28パーセント)、「サービス・プラン内容が充実しているか」(18パーセント)と続く。  

実際に査定を依頼した不動産会社の数の設問では、「1社のみ」(32パーセント)と「2社」(31パーセント)の回答数が拮抗し、それ以下では、「3社」(21パーセント)、「4社」と「6社以上」が同率で6パーセントと続く。  

更に、次回もまた土地を売却する機会があると想定した場合の反省点に関する自由意見では、「より知識を身につける」「査定する社数を増やして少しでも高く買ってくれる会社を探す」「より良い時期に売却する」「高くなる時期に売る」「納得するまで相見積もりをとる」「一括査定サイトと地元に根差した不動産店舗を併用してまかせきりにしない」と回答している。

<出典:住宅新報>

2023年12月18日