「おとり広告」の撲滅で連携開始 ライナフ・LIFULL

不動産テック企業のライナフ(東京都文京区)と、不動産・住宅サイト運営のLIFULL(東京都千代田区)は、集客のために悪用される架空広告、いわゆる「おとり広告」の撲滅に向けた取り組みを始めた。ライナフが提供するAIによる音声案内で物件の空室確認を自動対応するサービス「スマート物確」とシステム連携させたLIFULLの情報サイト「LIFULL HOME‘S」の中で、人手を介することなく、自動で「おとり広告」を「非掲載」にできるようにした。

すでに実証実験を行っている。実証実験の結果、非掲載の対象となる「おとり広告」として検知した物件は、1カ月間で1000戸以上に上った。その多くは、「東京都23区副都心部エリアのひとり暮らし物件で、家賃は10万円から12万円台」と判明したという。

<出典:住宅新報>

2021年09月06日