森ビル、あいおいニッセイ同和損保 初の台風テーマに街育プロジェクト

森ビルとあいおいニッセイ同和損害保険は、9月12日、「ヒルズ街育プロジェクト」のオンライン特別企画「台風対策を学ぼう!安全と安心のヒミツ探検ツアー」を共同開催した。小学校3~6年の親子が対象で、当日は2回にわたって行われ、合計71組が参加した。

オンラインツアーでは、災害予想アプリ「cmap(シーマップ)」を使って、過去の台風の状況や近づいている台風の進路予想をリアルタイムで体験した。アクティブマスダンパーや防水版の動画や写真のほか、身近なものでつくれる「水のう」の作り方を紹介して、浸水被害の準備の仕方を学んだ。クイズやチャットで質問するなど約70分のオンラインプログラムを終えた子供たちからは、「楽しかった」「ビルの屋上に揺れをおさめる装置があることに驚いた」といった感想が寄せられた。

「ヒルズ街育プロジェクト」として、初めて台風を取り上げた。森ビルでは、「住み続けられるまちづくりを」や「気候変動に具体的な対策を」といったSDGs(持続可能な開発目標)につながっていることにも触れ、子供たちが自分の住む街や未来の街に興味を持つきっかけを提供できたと評価している。

<出典:住宅新報>

2021年09月21日