ノーマライゼーションがテーマの小型賃貸3棟を竣工 アスコット

アスコット(東京都渋谷区、久米本憲一社長)は12月9日、同社のコンパクト賃貸マンションシリーズ「FARE(ファーレ)」3棟を東京都豊島区で竣工したと発表した。いずれも、同社として初めて「ノーマライゼーション」をテーマとした物件となっている。

「ノーマライゼーション」は、障害者や高齢者などを特別視せず、誰もが平等な生活を営めるよう環境や条件を整えるという社会理念であり、バリアフリーやユニバーサルデザインなどの土台となる考え方。同社はこの理念を取り入れることで、「健常者・非健常者に関わらず、誰もが心地よく暮らせる住まいの提供を目指す」としており、幅広い入居者への対応を可能とすることで物件価値の向上を狙う。
 

今回竣工したのは、同区雑司が谷の「ファーレ目白」(4階建て、全14戸)と、同区南大塚の「ファーレ大塚1」(5階建て、全12戸)、「同2」(同、全13戸)の計3棟。引き戸や広く開放的な水回りなど、障害等があっても使いやすい仕様を採用すると共に、都会的でデザイン性の高い空間設計も心掛けている。

<出典:住宅新報>

2021年12月20日