大和ハ、24年度以降着工の分譲マンションを全棟ZEH‐Mに

大和ハウス工業は、24年度以降に着工する新築分譲マンション「プレミスト」シリーズにおいて、住棟全体で一次エネルギー消費量を20%以上削減する「ZEH-M Oriented」以上の仕様を採用する。  

同社は18年度にZEH-M仕様のマンション開発を開始し、段階的に供給を拡大。ZEH-M比率は21年度には43%、22年度には76%となる見通し。昨年5月に発表した「第7次中期経営計画」で、26年度に分譲マンションでのZEH-M仕様の採用率を100%とする目標を掲げていたが、全国での開発体制が整ったことから、計画の2年前倒しを決めた。  

今後は、2月には大阪市西区で「プレミストタワー靱本町」(総戸数350戸、完成イメージ㊤)の竣工をはじめ、3月には京都市下京区の「プレミスト京都 四条堀川」(総戸数54戸)や福岡市中央区の「プレミスト大濠二丁目」(総戸数35戸)、4月に沖縄県浦添市の「プレミスト浦添港川」(総戸数168戸)、5月に札幌市厚別区の「プレミストタワー新さっぽろ」(総戸数220戸)などのZEH‐M仕様の分譲マンションが竣工を予定している。

<出典:住宅新報>

2023年02月20日