東京建物「イトーピア浜離宮建替え事業」着工

東京建物は10月6日、事業協力者として「イトーピア浜離宮」(東京都港区)マンション建替組合と共に進めている同物件の建替え事業について本体建築工事に着手したと発表した。建替え後は地上32階、住戸数420戸、店舗1区画の建物となる。竣工は23年9月の予定。都心大規模マンション建替えの先行事例となる。  

この事業は総合設計制度活用後の容積率700%(現400%)を前提に「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」による組合施行により進めている。JR・浜松町駅徒歩5分、ゆりかもめ・竹芝駅から徒歩2分の場所に位置する同物件は1979年竣工、現在はSRC造14階建て、総住戸数328戸、店舗2区画。  同事業は職住近接の「住」の場所として、ワンルームタイプから3LDKまで、多世代の居住ニーズに対応する。総合設計制度を利用し、敷地内に緑のある公開空地を確保しているほか、屋上にはウォーターフロントの眺望を楽しめる約120平方メートルのテラスを計画。保育施設も備える都市型住宅となる。  

同事業地が位置する竹芝エリアは、複数の大型開発プロジェクトが進行中で、北側隣接街区では、店舗、オフィスを中心とした「東京ポートシティ竹芝」が9月に開業しており、浜離宮恩賜庭園に面した街区では、ホテルやオフィス、商業施設、劇場等の複合商業施設から構成される「ウォーターズ竹芝」が4月より順次開業している。JR・浜松町駅と竹芝ふ頭までを結ぶ屋根付きの歩行者デッキ(全長約500メートル)も整備中だ。

<出典:住宅新報>

2020年10月12日