住宅ローンのアルヒ(東京都港区)は9月13日、SBIエステートファイナンスの完全子会社化を発表した。目的は2点。1つはSBIエステートファイナンスおよびその子会社が手掛ける不動産関連事業の収益を取り込むことで、アルヒの収益源を住宅ローン以外の分野に分散すること。もう1つは、ステートファイナンスおよびその子会社が保有する不動産担保ローン、リースバック事業、家賃保証業等の不動産関連事業はストックビジネスであり、フローの収益である住宅ローンの全体に占める割合を低下させることにより、業績の安定化が期待できること。 　

なお、今回の子会社化については、11月10日開催予定の同社、 SBIエステートファイナンスそれぞれの臨時株主総会での承認が前提となる。

<出典：住宅新報>